ゲームとしてのアプリ「ドリフェス!R」

ドリフェス!アプリのサービス終了とファイナルステージの話を聞いてから5日。少しずつではあるが日常が戻りつつある。何があっても世界って回っていくんだなぁとか考えているところだ。ドリフェスに限らず、やらなかったこと、行かなかった場所に後悔するのは嫌だと、とりあえず何もかも放り出して引きこもるのをやめた。今、私にもやるべきこと行くべき場所があるから、それをないがしろにするのは違うかなと思ったから。間違いじゃなかったと信じる。

 

それはそうとやっぱり忘れるとか立ち直るとかそんなのはまだまだできなくて、キャラクターやそれを演じるキャストさんたちとのお別れの他に、私には駄々をこねたいことがある。それはアプリ「ドリフェス!R」とのお別れ。純粋にゲームとしてのドリフェスとの別れだ。今日はこのことについて考えて心を落ち着けようと思う。

 

というわけで

ゲームとして見た時のドリフェス!の好きなところ

※個人の主観です。

1、純粋に音ゲーとして譜面が楽しい

ソシャゲを中心にわりといろんな音ゲーをプレイしてきたつもりだけど、ドリフェスは譜面の方向から見て好きな部類。私にとって、なのだけれど難易度もいい感じ。一般的に女性向けゲームは譜面が易しめなどと言われるのをどこかで読んだような気がするけど実感としてあながち間違っちゃいない気がする。私がフルコンできない譜面を持ったゲームは少ない。やったことないのは知らないけど。これ難しくて面白いよっていう女性向けゲームがあったら私が立ち直った頃に教えてほしい。私だってイケメン相手に楽しく音ゲーがしたい。そういう意味で私はドリフェスが好きだ。

 

2、難易度の幅がありゲームオーバーが無いので初心者から上級者まで幅広いユーザーが楽しめる

☆1譜面とか普通に誰でもできると思うし、☆9譜面はわけわからなくて私は一発フルコンとかとてもできない。楽しい。私は「音ゲーが得意ではないけど好き」という人種だと思うんだけど、どのくらいできると得意って言っていいかわからないから本当に苦手な人の気持ちはわからないけど、どんな誰だってやる気があってやればできると思うからこういう徐々にレベルが上がってかなり上の方まで用意されているゲームで少しずつステップアップしてみればいのにと思う。ドリフェスのそんなところが私は好きだ。

 

3、2ndやfeat.で同じ楽曲を2度以上楽しめる

2番や歌唱者違いで別譜面を作る。これって意外とポイント高くて、かつ他であまり見ない気がする。たぶん楽曲自体が普通のキャラクターものの音ゲーより「キャラソン感」が薄いからできることなんじゃないかと思っている。アニメよりもアイドルに近い、と言えばいいのだろうか。3次元のみをフィールドにするアイドルに詳しくないからはっきり言うことはできないけれど。

楽曲数以上に譜面数が多くて、飽きるということがなかった。同じ楽曲が本来3パターンの難易度で構成されるところを2ndなどでさらに難易度を重ねることができるのもいいと思う。純粋に同じ曲の別バージョンって楽しいし。例えば私は年下のおさななの歌うリバーシブル→バレンタインが好きだけど、あえてお兄さんたちであるKUROFUNEによる同曲もそれはそれで別の良さがあっていいと思うから二度おいしい、みたいな。そんなドリフェスが私は好きだ。

 

4、フルコンボボイスがある

スコアによるランクで聞ける台詞がわかれているのが一般的、というのが今までいろいろやってきた感触。コンボ数で台詞がわかれるのはドリフェスのほかに一つだけ出会っただろうか(そっちももう少し難易度が高ければ継続できたのにほとんどフルコンボボイスしか聞けなくなった時点でなんとなく飽きてしまった感があった)

ぶっちゃけた話、スコアって持ってるカード次第だと思うんだ。高レアカード持ってればあるい程度でSランク行くし、Perfectでもカードが弱ければスコアは伸びない。だから極端なことを言えばランクをほめるっていうのはつまりガチャ運と課金の量をほめてるってことにもなるともとれる。そんなわけでフルコンボによるボイスがあるのは良い文化です。良い文化を持つドリフェスが私は好きだ。

 

5、楽曲プレイ時にいわゆるフレンドのサポートという制度が無い

よくある他人のキャラを借りてきて編成に組み込むあれが実は少し苦手だったりする。その点、そのような仕組みのないドリフェスは自分がどれだけできたかということがすべて。何が良くてスコアが伸びたのか、何が悪くてスコアが伸びなかったのか、そういうのが分析しやすいし、良い結果はすべて自分の持っているモノゆえなことがたのしい。そんなドリフェスが私は好きだ。

 

6、イベントのポイント達成報酬でいくつかのURコーデが揃うところ

ランキング報酬は争いしか生まない。そういう制度もあっていいけど、たまにはみんなで仲良く手を繋いで楽しみたいじゃないか。ポイント達成報酬好きだよありがとう。ランキング辛いんだ最後まで走り切るのが辛い人もいるんだ。コーデが揃わないとドリアピも見られない。悲しい。衣装ガチャなんて……!! だからドリフェスが好き。

 

 

とここまでパッと思いつく点を書き出してみた。

結論だけ言うとドリフェスがゲームとしての側面からも好きだったわけだ。だから彼らに会えるとか会えないとか区切りがどうとかそんなの全部ブン投げてドリフェスのアプリがなくなったら困る。好きな遊びが一つ、この世から消えるんだから。そういう意味でもなくなってほしくないなあという個人的願望。

でもきっとたとえ全く同じシステムのゲームが今後現れたとしても当然同じように好きになれるかは他の要素も鑑みて、ということになるからゲームとしての好きなところはドリフェスの好きなところのほんの一部であることは間違いない。

 

最初は判定位置が見づらくて画面引っ繰り返して下にフリックしてたりしたのにいつの間にこんなに好きになってしまったのだろうか……。あと少しだけど、全力で楽しみ尽くしたい。